江ノ島あたりの史跡

歴史
江ノ島方面から鎌倉方面を見る

歴史好きな私は、鎌倉へは何度も足を運んでおり、江ノ島あたりまで足を伸ばすこともあります。

そして、江ノ島自体は現在も超絶有名な観光地であり、島内にも史跡がいくつもありますが、江ノ島周辺も様々な史跡があります。

江ノ島あたりから鎌倉方面を眺める

鎌倉という権力の集中する街の近くということもあり、仏教がさかんに布教されたり、寺ができたりして、仏教関係の施設はとくにたくさんあります。とくに日蓮宗の日蓮は鎌倉、江ノ島エリアで積極的に活動していました。

龍口寺は、日蓮宗の本山で、開祖日蓮はここで処刑されそうになりました。龍口寺のある場所は寺ができる前は処刑場として使用された地でした。境内には仏舎利塔や五重塔があります。ただ、それぞれの建物自体は、明治や昭和の最近に建てられたりしてます。境内の上の方からの眺めは、海が見えたりでなかなかよいです。

龍口寺からの眺め

江ノ島のすぐそばの、腰越には、万福寺という寺があり、この寺には「腰越状」という義経が頼朝にとりなしを依頼した書状が残っています。写真も自由にとれますので、嬉しいです。

腰越状

 

義経は平家を滅ぼしたあと、関東に凱旋してきますが、頼朝との不和が深まっており、鎌倉入りを拒否されて、この腰越で逗留を余儀なくされます。「腰越状」はこのときに、頼朝との仲を取り持ってもらうために、側近の大江広元にあてて出された手紙です。けっきょく頼朝の怒りは解けず、義経はこの地を離れることになります。

その他にも元寇のときに北条時宗の命で処刑された、元からの使者の供養塔がある常立寺などもあります。



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