ユース世代のブラジルNO1を決めるリオカップ。翼率いるサンパウロは、まず1回戦でフルミネンセとあたります。
フルミネンセには名前入りキャラはおらず、楽勝できます。
ゲーム上では、初戦で対戦する弱小チームになっていますが、このフルミネンセは現実の世界ではリオデジャネイロでフラメンゴのライバルである名門チームであり、ブラジル選手権で優勝4回、リオデジャネイロ州選手権で優勝31回を誇ります。歴代所属選手も、ジジ、カルロス・アルベルト、ジェルソン、リベリーノなどブラジル代表が並びます。
そして、2回戦であたるのは、コリンチャンス。
最近ではFIFAクラブワールドカップで2回の優勝を誇るサンパウロ州のチームです。
ゲームではアルゼンチン代表のサトルステギとブラジル代表のリベリオが所属しています。サトルステギはダイナマイトヘッドという強力ヘディングシュートを放ちます。キャプ翼2の世界では、アルゼンチン代表はサンパウロのバビントンやこのサトルステギ、そしてディアスのマブダチのパスカル、漫画でウェスタン・ラリアートという必殺技を見せたガルバン君などがいるので、決してディアスのワンマンチームではなくなっているのです。もう一人のリベリオはバナナシュートという必殺技をもち、ブラジル代表ではトップ下のような攻撃の中心選手になっていますが、ゲーム最後に登場する真のスーパーストライカーにあっさりポジションを奪われてしまいます。
3回戦の相手はグレミオ、このチームもクラブワールドカップの前身、トヨタカップで優勝しています。水色と黒のユニフォームで有名ですが、川崎フロンターレのユニフォームはグレミオを模して作ったそうです。1997年から2000年までグレミオと川崎フロンターレは実際提携していました。
キャプ翼2での中心選手はGKクラウディオ・メオンとウルグアイ代表のダ・シルバです。とくにメオンは翼のドライブシュートを完璧に止めることができるキーパーであり、試合と試合の間のストーリーモードのときにも登場してくるのですが、実はダイレクトシュートに弱いというキーパーとして致命的な弱点をもっています。というか、ブラジルの名門チームのユースに所属でそれはないんじゃないかと子どものときも思っていました。このメオン攻略のため、翼は試合中にドライブオーバーヘッドという必殺技を完成させ、メオンをぼこぼこにしてしまいます。ドライブオーバーヘッドは、原作漫画の世界ジュニアユース大会の決勝、西ドイツ戦での決勝ゴールとして有名です。オーバーヘッドで放ったドライブシュートがホップをしてゴール天井のネットを突き破り大空高く舞ったところでタイムアップという劇的かつ感動的なゴールでした。メオンは名前があるキャラですがブラジル代表には入ってなく、ブラジル代表のキーパーは聖闘士的な技をもつインテルミラノ所属、キーパーマシンの異名をとるあの選手が選抜されるのでした。ダイレクトシュートが苦手だったらそりゃ選ばれないよな。
リオカップ、ちょうど半分の3回戦まで書いたので、4回戦以降はまた次に書きます。
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