最近見ておもしろかった歴史漫画 「イサック」 三十年戦争中のドイツにやって来た日の本のスナイパー 

イサック

どこかの本屋で、平積みにされていたので目につき買った漫画ですが、かなりおもしろかったので紹介します。

傭兵イサック

「イサック」という漫画で、舞台は神聖ローマ帝国時代のドイツで、日本からヨーロッパに来た傭兵のイサックが主人公です。

三十年戦争

物語の開始は1620年ですので、日本では大阪夏の陣が終わってようやく戦国時代が終了したところですが、ドイツでは三十年戦争の最中です。その時代のドイツは神聖ローマ皇帝がいて、神聖ローマ帝国内の小王国諸侯のカトリックとプロテスタントの宗教対立による争いが続き、さらにフランス、スペイン、オランダなどの国なども介入してきてカオスな状態でした。まさに誰がなんのために戦っているのかわからなくなる泥沼状態らしくそれが「三十年戦争」の名前の通り30年続きます。なんとなくですが、日本の応仁の乱と似ているような気がします。

戦国時代が終わった日本からイサックがドイツへやってくる

そんな時代のドイツに主人公のイサックが仇を求めてはるばる日本からやってくるところから物語ははじまります。そしてイサックは日本の戦国時代あがりだけあって鉄砲の名手です。その鉄砲を武器にイサックが様々な戦場で活躍していくというストーリーです。

そして、イサックがはるばるヨーロッパまで来た理由は何か?


図説中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科

神聖ローマ帝国

私は以前、神聖ローマ帝国時代のドイツがどんな時代だったか調べたいと思い、「神聖ローマ帝国」という講談社現代新書を読んでみましたが、あまりに登場人物、関係国が多く(しかも同じ名前で2世、3世がたくさん出てくる)、訳がわからなくなった記憶があります。


神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)

そんな混乱のヨーロッパを舞台にどんな話がこれから展開していくのか楽しみです。

とりあえず、その鉄砲の腕は凄すぎます!!

これからのイサックの活躍を早く読みたいと切に願っております。

イサックの活躍はこちらから↓


イサック(6) (アフタヌーンコミックス)

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