Jリーグと街&地域

Jリーグ

前回、川崎フロンターレ好きなことを書きました。

Jリーグを積極的に観るようになって、クラブのホームタウンやエリア同士の対抗意識をフーチャーすると、よりJリーグ観戦がおもしろくなると考えております。

そもそも、サッカー(フットボール)の歴史が長い、ヨーロッパでは、クラブチームが本拠とする街同士のライバル意識が強く、それが熱狂的な盛り上がりの一つになっていると思います。

それは、中世などの都市国家の時代から続く都市(都市が一つの国だった)同士の争いの意識が現在までも続いているという話だそうです。

日本には、そんな街同士の争いはないよなあと思いがちですが、いやいや日本も戦国時代は全国的に大小様々な戦国大名が争ってましたし、江戸時代には、三百近い藩が全国にあり、それぞれが独立した国として存在していました。

そういうことを鑑みれば、いくらでもクラブチーム同士の対抗意識を掘り出していくことができると思います。(もちろんいい意味での対抗意識。応援の盛り上がりにつながるものです。)

私がおもしろいと思う、すでに存在する対戦では、甲府(武田)VS新潟(上杉)の川中島ダービーなどあります。この2チームの対戦を長野県の松本のスタジアムで行い、甲斐と越後のチームの対戦を信濃で開戦したという、戦国時代好きな人なら嬉しくなるようなことも行っています。

他にもむりやりこじつけてしまえば、京都VS江戸の「戊辰戦争ダービー」、清水VS名古屋の「桶狭間ダービー」、広島VS山口の「厳島の合戦ダービー」なんてものも作れるかもしれません。

その他、地域同士や路線間での対戦を、ダービーやクラシコで盛り上げるというのも、すでに実施されていて、盛り上がる対戦になっています。

同じ県内同士で横浜VS川崎は、神奈川ダービーになってますが、とくにいつも横浜市民にディスられる川崎の対抗意識が強いと個人的には思います(笑)

おもしろい盛り上げ方では、正式名称は忘れましたが、東武野田線の路線上にある、大宮と柏の「野田線ダービー」というのがあります。以前、野田線の駅で、このダービーのポスターを見たときは、ニヤリとしてしまいました。現在、野田線は「東武アーバンパークライン」という「都会的」な路線名に改称しているので、「野田線ダービー」という名称が使用されているのか不明です。

あとは、多摩川の両岸にホームタウンがある、川崎、FC東京の「多摩川クラシコ」や、岡山と讃岐の「瀬戸大橋ダービー」もおもしろい試みだと思います。

こういう、地域間やチーム間の対抗意識や因縁などを、今後もどんどん取り入れて対戦を盛り上げてほしいものです。

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