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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」⑥ 314年 石勒、王浚を倒す

こんにちは。 石勒は、王浚からの使者へ自分の勢力がたいして振るっていなさそうな様子をわざと見せ、みずからは王浚尊敬万々歳であることを猛アピールします。 これにより王浚からの使者をだまし、さらに王浚を油断させることに成功します。 また、王浚の...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」③ 312年~313年 石勒、王浚を削っていく

こんにちは。 312年石勒は襄国を本拠にし、河北経略に入っていきます。 石勒の河北での最大の敵は幽州に本拠を置く晋の王浚です。(この時点では軍閥化している) 12月に石勒と王浚の戦いは始まります。 王浚は自勢力の主攻、段部を襄国へ向けて進発...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第二部「漢の将軍として戦う」⑨ 311年 石虎の合流と、関中での晋の反撃

こんにちは。 漢が晋の首都・洛陽を落としたあと、石勒は河南~淮水周辺~江北あたりをフラフラと自分探しをしていました。 そのあたりは、晋の残党や、石勒の同僚の王弥もフラフラと存在していましたが、石勒はまず晋の苟晞を攻撃してこれを捕らえることに...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第二部「漢の将軍として戦う」⑤ 310年 第三次洛陽攻撃と石勒の迷走

こんにちは。 劉淵の漢の対晋戦争は、様々なエリアで晋軍を打ち破る戦果を挙げながらも、晋もまだまださずがの統一王朝の粘り腰を見せ、漢の洛陽攻撃を2回にわたり跳ね返すなどします。 石勒も河北エリアで晋軍と戦闘を継続しています。 このころになると...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第二部「漢の将軍として戦う」③ 309年 漢の洛陽攻撃

こんにちは。 309年に劉淵率いる漢は南方への進出に力を入れていきます。 南への交通に優れる平陽への遷都、黎陽など黄河北への進出、并州上党郡の壺關の攻略など、次々と南方経略を進めていきます。 また、劉淵から東方経略をまかせられていた石勒も、...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第二部「漢の将軍として戦う」② 309年 石勒、参謀・張賓をゲット!

こんにちは。 石勒は、劉淵率いる漢に帰順したあと、すぐ将軍として抜擢され、主に関東(河北エリア)の攻略をまかされ、河北の中心都市・鄴を陥落させるなど、武功を挙げていきます。 漢は、本拠地である山西エリアから南へ向けての進出を試みます。 しか...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第二部「漢の将軍として戦う」① 308年 漢の南方と東方への侵攻

こんにちは。 晋の天下が、八王の乱や永嘉の乱などの混乱で揺れ動き崩壊していく中、石勒も河北エリアで勃発した「公師藩の乱」に参加をしてデビューすることに成功します。 「公師藩の乱」は306年9月に晋の苟晞率いる軍に鎮圧されてしまいますが、石勒...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第一部「戦乱の世に降り立つ」③ 晋への反乱の末、漢へ加入

こんにちは。 前回、石勒がデビューする時代までの中国史の流れを、後漢末から晋で八王の乱が起こる頃まで簡単に書き、石勒のデビューやその後にも関わってくる八王の乱の動きについても書きました。 八王の乱の最後の4分の1、司馬亮を倒すための三王起義...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第一部「戦乱の世に降り立つ」② 石勒デビュー時の中華の状況:「八王の乱」概説

こんにちは。 石勒は、羯族の部族長の家に生まれましたが、青年時代に住んでいた并州(現在の山西省)が大飢饉に見舞われ、部族は分解して散り散りになってしまいます。 そのあと、石勒は晋の王族の一人司馬騰の奴隷狩りにあい、奴隷身分に落ちてしまいます...
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