リオカップもいよいよ後半戦、翼率いるサンパウロは4回戦でパルメイラスとあたります。
パルメイラスはサンパウロのビッグ4の一つで、1999年のリベルタドーレス杯に優勝して同年のトヨタカップにも出場しました。Jリーグでもプレイした、ジーニョとサンパイオも当時主力として所属していましたが、トヨタカップではベッカム、ギグス、キーン、スコールズ、ヨーク、コールなどを要する、マンチェスター・ユナイテッドに惜しくもやぶれております。
ゲームでは、9番のトニーニョ君と11番のネイ君が主力選手です。ネイ君は私はキャプ翼2の登場キャラでは一番好きな選手です。左ウィングとして必殺ドリブル「消えるフェイント」を駆使して切り込んできます。古き良き時代のブラジルのウィングを思わせるスーパードリブラーなのです。もう一人のトニーニョ君は、パルメイラスではセンターフォワードとしてプレイしており、ドライブシュートを放って来ます。ロベルト本郷のノートにも書いてある「南米でのロングシュートはすべてドライブシュートを使う」の言葉通り、翼の代名詞でもある必殺シュートをいとも簡単に放ちます。さすがブラジル、タレントがそろっていると思わせる選手です。このネイ君とトニーニョ君は二人のコンビで「ブースターシュート」という必殺シュートも放ちます。ネイ君がゴールと逆方向に撃ったシュートをトニーニョ君がカウンターボレーで打ち返すという強力なシュートです。現在漫画で連載中のキャプテン翼オリンピック編でカルロス・サンターナとナトゥレーザがこれとまったく同じシュートを放ち、ドイツのGKミューラーの手を破壊しました。30年前にキャプ翼2で使用されていたのですね。
このネイ君とトニーニョ君はクラブチームでは、フォワード登録なのですが、ブラジル代表では、ネイ君が左のサイドハーフ、トニーニョ君が右のサイドハーフを務めており、中盤のポジションになります。ブラジル代表のフォワードはこの二人を差し置いてさらに別の選手が務めるというブラジル代表のタレント力の凄まじさよ。
次は準決勝のサントス戦です。
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