甲斐の国を旅行した。コスパが最高 2日目、3日目 躑躅ヶ崎館・いちご狩り

歴史

甲府城を堪能したあと、昼ごはんを食べて躑躅ヶ崎館に向かいました。

昼飯は、甲州夢小路というエリア内にあるハンバーガー屋で食べました。甲州夢小路は、江戸時代に「小江戸」と呼ばれた(らしい)甲府城下をイメージして蔵造りの街を再現した甲府駅北口にあるエリアです。おしゃれな飲食店が立ち並んでいました。

 

武田神社(躑躅ヶ崎館)

腹ごしらえをしたあとに、いよいよ本命の躑躅ヶ崎館に向かいました。

躑躅ヶ崎館は言わずと知れた武田信玄の本拠です。「人は城、人は石垣・・・」の言葉を地で行く、戦国大名の本拠としては簡単な防御施設しかない館です。まあ、いざというときには、裏の山にある要害山城にこもるということを前提に作られているので、実際には「人は城、人は石垣・・・」にせずともよかったのでしょう。

館の三方は山に囲まれ、南が甲府盆地が広がる地形になります。

躑躅ヶ崎館は今は武田神社になっています。社殿がある一画が躑躅ヶ崎館の主郭でした。堀や土塁は当時のまま残っており、その部分だけでも往時を偲ぶことができます。

館の南側は城下町があったそうで、家臣の屋敷も配置されていました。武田神社の周辺にはいたるところに、「◯◯の屋敷跡」の看板があります。

 

ちなみに甲府は、この躑躅ヶ崎館の城下町と甲府城の城下町の2つの城下町が同じエリアにある全国でも珍しい街だったようです。

躑躅ヶ崎館では、宝物殿に入りました。社殿から宝物殿に向かう途中には、十数年前に来たときも鎮座されておりました、キティ像が今も守護神として目を光らせておりました。

宝物殿内には信玄筆の書や、風林火山の旗が展示されており、満足な内容でした。

 

宝物殿のあとは、館の東側にある大手エリアを散策しました。今の武田神社のメインの入り口は、館の南側になりますが、躑躅ヶ崎館当時の入り口は館の東側にありました。よってこのエリアは「大手」になります。このエリアは人が少なく、発掘調査後は開けた草原になっていますが、石塁や三日月堀の遺構が発見されていたりと、歴史好きには魅力的なエリアでした。

 

そのあとは、西曲輪に行って帰りました。西曲輪も一見木が生い茂っているだけで何もなさそうですが、はっきりとわかる土塁が残っているので城好きにはおもしろいと思います。

晩ごはん

2日目の晩ごはんは、やまなしプラザにあるカフェレストランで軽く食べてから、駅から少し離れたところにある「四季乃味彩」という居酒屋で「主」食しました。岡島百貨店という地元の百貨店の周りにある商店街にある店で観光客というより地元の人や学生が行く飲み屋のようでした。店員さんはとても親切で、料理も味もよくてかなり満足でした。日本酒も旨かった。

ただ今回の山梨旅行で飲んだワインは少しいまいちだったので、次回はそのへんもちゃんと調べて美味しいワインを探したいと思います。

3日目 いちご狩り

甲府3日目は、家族で郊外のストロベリーファーム石原というところでいちご狩りをしました。

山梨はぶどう以外もたくさんのフルーツが特産のフルーツ王国です。

タクシーの運転手さんも言ってましたが、年中果物狩りが楽しめるそうです。もう少しするとさくらんぼ狩りの季節だそうです。

いちご狩りは時間自体は30分くらいなのですが、相当たらふく食えるのでかなり満足できる内容でした。味ももちろん美味かったです。

 

そのあと、昼飯でほうとうを食べ、お土産を買って退却しました。ほうとうは味は美味かったですが、かぼちゃ、じゃがいも、長芋がふんだんに入っていて年齢的に完食は厳しい量でした。

総括

今回の山梨旅行はほぼ甲府での観光でしたが、歴史も楽しめ、食べ物も美味しく、GWだけどのんびりと観光ができ大変満足のいく内容でした。東京方面からだと、隣の県ということで時間も交通費もそんなにかかりません。

山梨には他にもたくさんの歴史スポットがあると思いますので、また近いうちに来たいと思います。

本当に今回はコスパ最高の素晴らしい旅ができました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました