子供の頃から漫画は大好きでしたが、何歳になっても好きなのは変わらないようです。
基本アクションものが好きで、80年代のジャンプで連載していた漫画(キン肉マン、キャプテン翼、北斗の拳、聖闘士星矢、男塾などなど)が好みのベースとしてありますが、最近は好きなジャンルがいろいろと増えています。
ただ、漫画でも歴史物はやはり好きで、歴史物をテーマにした漫画はチェックしていってます。(まだまだ知らない作品も多いと思いますが)
その歴史をテーマにした漫画の中でも、最近おもしろかったのが、「アド・アストラ」という漫画です。
ローマ対カルタゴ ポエニ戦争
紀元前3世紀の共和制ローマとカルタゴの地中海の覇権をかけたポエニ戦争をテーマにした物語です。ポエニ戦争は120年間の間に3回に分けて戦われた戦争で、とくに物語の主な舞台となっている第二次ポエニ戦争は、カルタゴにはハンニバル、ローマにはスキピオと、2人の天才が同時代に現れ、両国の雌雄をかけて対決します。
漫画も第1次ポエニ戦争終了時から始まり、おそらく第二次ポエニ戦争終了までを描かれます。(私はコミックスでしか読んでいませんが、連載は終了したようです。)
昔から古代ローマは大好きな時代なのですが、今まで正直これといった漫画はなかったのです(テルマエ・ロマエではじめておもしろい漫画が出たなと思いました)。ポエニ戦争をテーマにした漫画が出ていると本屋でたまたま見つけて、すぐに全巻買ってしまいました。
2人の天才 ハンニバルとスキピオ
実際読んでみても、ハンニバルの天才性や、戦争の悲惨さ、なんといっても当時日の出の勢いで勢力を伸ばし、地中海最強を誇っていたローマ軍に壊滅的打撃を与えたカンネーの戦いの描写など、見どころがある場面がたくさん描かれていて、ローマ好きな人にはたまらない内容だと思います。
そして、物語前半はどちらかと言うと、ハンニバルの天才的戦術などにスポットが当てられているのですが、物語後半になるとローマの天才スキピオの活躍にスポットが当てられていきます。
そして、これから出る13巻では、ローマとカルタゴの最終決着となるザマの戦いが描かれます。
この戦いでは、ハンニバルの天才的戦術に対して、スキピオがハンニバルを研究して上で、その天才性を発揮していく内容になるのではないかと勝手に予測しております。
正直次巻が出るのが待ちきれない状態であります。うずうずしております。
→すでに全巻刊行済みです。
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