孔明死後の三国志

中国史
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三国志の話は、基本、孔明が第5次北伐中に五丈原で亡くなると、あまり詳しく記述されずに、蜀の滅亡→魏晋革命→呉の滅亡=晋の天下統一と進みます。

ちなみに黄巾の乱(289年)から諸葛孔明の死亡(334年)まで45年で、諸葛孔明の死亡から晋の天下統一(280年)までは46年と、ほぼ同じ期間にもかかわらず、あからさまに諸葛孔明死亡前が多く記述されます。

横山光輝三国志で例えると、諸葛孔明死亡までが1巻~59巻で、孔明死亡後が、60巻のみと59倍もの差があります。

まあ、たしかに、関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠の蜀の五虎将軍や、魏でも夏侯惇、夏侯淵、許褚などの猛将、荀彧、郭嘉、程昱、嘉挧などの軍師が活躍し、呉の周瑜、魯粛、呂蒙、陸遜の歴代提督が魏や蜀の侵攻を妨げるなどの、華々しい話が次から次へと出て来る諸葛孔明死亡前の三国志に較べると一見地味かも知れません。

しかし、晋の天下統一までの46年間に何も戦争や事件がなかったわけでもなく、その時代にも名将や名参謀と言ってよい人材は普通に出ているはずなのです。

ただただ、三国志演義や、それを元にした今までの小説や漫画などで紹介がされていないので、諸葛孔明後の三国志があまり知られてなく地味になっているに過ぎません。

最近は諸葛孔明後の三国志も「それからの三国志」という小説が出ていたり、少しずつスポットが当たり始めている感はあるのですが、まだまだ足りません。

特に、天下を統一する晋(魏の後釜)からは、羊祜や杜預など優れた司令官が出ていたり、呉も陸遜の息子の陸抗がいたりと魅力的な武将がおります。

蜀も孔明死後は姜維が1人で踏ん張った(空回り?)感がありますが、それ以外にも武将はいただろうし、しばらく外征はせずに国力を蓄えたと思われるので、それなりに優秀な内政官がいたと思います。孔明以前からの蔣琬、費禕などは有名ですが。

今後、このような武将たちのことも詳しく書いてみたいと思います。

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