石虎

冉閔

五胡十六国時代 魔王・冉閔の冉魏建国記 地獄への飛翔編④「後趙の内乱:石遵のクーデター」

こんにちは。 後趙を強国にしつつ混乱に陥れた大魔王・石虎が没し、太子の石世が跡をつぎました。 ここで、石世の母親の劉皇后とその後ろだて的な存在の張豺が後趙の権力を握ろうと石虎の死以前から画策します。 石虎の息子の石斌と石遵を、一方は殺し、一...
冉閔

五胡十六国時代 魔王・冉閔の冉魏建国記 地獄への飛翔編③「大魔王・石虎の死」

こんにちは。 349年に関中エリアで勃発した高力たちを主力とした「梁犢の乱」は、関中から洛陽へとまさに「破竹の勢い」で進んで行き、成皋関(三国志の虎牢関)をも超え華北平原まで進出してきます。 後趙の迎撃軍も次々と粉砕されてしまいますが、姚弋...
冉閔

五胡十六国時代 魔王・冉閔の冉魏建国記 地獄への飛翔編②「老羌(ちょい悪ジジイ)姚弋仲と、梁犢の乱の終焉」

こんにちは。 349年に関中エリアで勃発した「梁犢の乱」は、後趙の軍を撃破しながら、東へ進んでいき、とうとう成皋関の防衛ラインも抜き、華北平原のエリアまで進出して来ました。 後趙君主・石虎はこれを憂い、姚弋仲と蒲洪の2将を反乱鎮圧に投入しま...
冉閔

五胡十六国時代 魔王・冉閔の冉魏建国記 地獄への飛翔編①「梁犢の乱勃発」

こんにちは。 五胡十六国時代最強の男にして、当代の英雄である冉閔が、魔の国後趙を滅ぼし冉魏という漢人の国を建国するまでの物語を書いてます。 前回、後趙の将軍として、持ち前の武力をいかし、各地の戦いで活躍する冉閔を書きました。 後趙は石虎の治...
冉閔

五胡十六国時代 魔王・冉閔の冉魏建国記 黎明編

こんにちは。 今回は、五胡十六国時代において「最強」と謳われる冉閔について書こうと思います。 冉閔は、多くの五胡十六国時代のファン(ファンの絶対数自体が多いとは言わない(´ε` ))から「最強」の武人と讃えられる人物です。 しかし、胡人20...
中国史

五胡十六国時代の覇権国家、後趙を描く④ 後趙の滅亡

石勒死後の後継争い 石勒が331年7月に病死したあと、息子の石弘が即位します。しかし、石弘は生来おとなしい性格であったらしく、石勒の華北制覇に大きく貢献した石虎に頭が上がりませんでした。石虎は自身の軍事力をベースに石弘を廃立し、334年11...
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