慕容恪

冉閔

五胡十六国時代 魔王・冉閔の冉魏建国記 滅亡編③ 最終回:魔王打倒!! そしてさらなる混乱へ・・・

こんにちは。 冉魏という魔の国を建国した冉閔でしたが、首都・鄴のすぐ北の襄國(ドラクエ的に言うと竜王の城のすぐ北にラダトーム城があるのと同じ。間を隔てる海はない)に割拠した後趙の残党・石祗を倒すために、10万の兵で出陣します。 しかし、この...
冉閔

五胡十六国時代の名勝負を描く 最強・冉閔 vs 名将・慕容恪 「廉臺の戦い」

こんにちは。 五胡十六国時代のいろいろなエピソードや戦いをつまんでいこうと思います。 中国史上でも最大級の戦乱の時代だけあって、エピソードには事欠かないこの時代です。(救いようがない話のほうが多いですが・・・) 今回は、五胡十六国時代に行わ...
中国史

五胡十六国時代 前燕の落日㉓ 四代目慕容暐 ~慕容垂の出奔 その5~ 苻堅様の熱烈歓迎

こんにちは。 慕容垂の出奔シリーズも今回が最終回です。 慕容評と太后・可足渾氏による誅殺から逃れるために、流亡の道を選んだ慕容垂は、いろいろといい子ちゃんぶり、日和ったせいで、天からこれ見よがしに七難八苦を与えられながらも、なんとか前秦への...
中国史

五胡十六国時代 前燕の落日⑲ 四代目慕容暐 ~慕容垂の出奔 その1~ 慕容評と対立

こんにちは。 「枋頭の戦い」シリーズが終わり、慕容暐の話に戻ります。ただし相変わらず慕容暐自体はほぼ登場しません。 「枋頭の戦い」は、慕容垂の将才があらためて知らしめられた戦いでした。また、慕容垂以外にも慕容徳や慕容宙なども優れた指揮官であ...
五胡十六国時代

五胡十六国時代 前燕の落日⑩ 四代目慕容暐 ~慕容評、慕容評、ああ慕容評・・・~

こんにちは。 367年、前秦国内に、一族による4箇所同時反乱が起こり、大混乱に陥ります。前燕では、これを機に前秦に攻め込んでしまえという意見が多く出ます。 魏尹の慕容徳も具体的な侵攻作戦を提示し皇帝・慕容暐に上奏します。慕容暐も大喜びでその...
中国史

五胡十六国時代 前燕の落日⑨ 四代目慕容暐 ~慕容評の動かざること山の如し~

こんにちは。 前燕が慕容恪という支柱を失い、一時期東晋から奪っていた宛を中心とした荊州北部を奪い返されてしまったころ、西の関中で英主・苻堅様の元、勢力を伸ばしいた前秦でも国家存亡レベルの国難が起きます。 国内のいたるところで、反乱が続発して...
前燕

五胡十六国時代 前燕の落日⑧ 四代目慕容暐 ~前秦の国難~

こんにちは。 慕容恪死後の367年に、東晋の右将軍・桓豁の攻撃によって、前燕は獲得していた荊州北部の宛を失ってしまいます。 この数年、河南や洛陽の攻防戦で東晋とはバチバチの交戦をしてきた前燕ですが、西の関中に勢力を築く、前秦との関係もざわつ...
中国史

五胡十六国時代 前燕の落日⑦ 四代目慕容暐 ~慕容恪亡き後の前燕、東晋と荊州北部を争う~

こんにちは。 洛陽攻略までの前燕を率いた、まさに支柱というべき慕容恪が367年に死去します。 慕容恪は、臨終の前に遺言として、自分のあとは、呉王・慕容垂に継がせるように伝えます。 慕容垂は、慕容皝の第5子で慕容儁、慕容恪の弟になります。(慕...
五胡十六国時代

五胡十六国時代 前燕の落日⑥ 四代目慕容暐 ~慕容恪の死~

こんにちは。 前燕は、365年、慕容恪の指揮のもと中原支配のシンボル的な存在でもあった洛陽を陥落させることに成功します。 洛陽は、西晋の時代に永嘉の乱の勃発により、匈奴出身の劉淵の建てた漢(のちの前趙)により奪われて以来ずっと華北を支配して...
中国史

五胡十六国時代 前燕の落日⑤ 四代目慕容暐 ~中華の都・洛陽を手に入れる~

こんにちは。 前燕の実権を握る慕容恪は、河南方面の経略を進めていきます。 まずは、野王に割拠状態であった呂護の討伐を行います。野王は、今の河南省の沁陽市です。河南省に属していますが、黄河の北にあります。洛陽盆地からみてちょうど北にあたり、黄...
タイトルとURLをコピーしました