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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」⑧ 316年 石勒の并州攻撃

こんにちは。 洛陽を漢によって奪われたあとも各地にその勢力を残し、漢をはじめとした対抗勢力と戦っていた晋ですが、関中の長安で皇帝になっていた司馬鄴(愍帝)が、316年漢の劉曜によって捕らえられ長安が陥落し、晋(西晋)は滅亡ということになって...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」⑨ 317年~318年 司馬睿の即位と漢の内乱

こんにちは。 河北で勢力を広げていた石勒は、316年に晋の残党勢力の一人・劉琨を攻撃します。 劉琨も今はなきマブダチ・拓跋猗盧の残党軍を使い迎撃しますが、石勒の前に敗退、劉琨が治めていた并州北部のエリアは石勒に降っていき、劉琨は段部の段匹磾...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第四部「後趙建国」① 319年 石勒、ついに自立する

こんにちは。 317年、江南では司馬睿が晋王に即位し、「東晋」が成立。(318年に皇帝に即位) また、漢ではご乱心ぎみの皇帝・劉聡が死去し、劉粲が即位しますが政治を顧みず、悪臣・靳準によって殺されてしまいます。 靳準は首都・平陽にいた劉氏の...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第四部「後趙建国」② 320年 石勒、周囲へ侵攻する

こんにちは。 漢の支社長的な動きをしていた石勒ですが、本社の漢の非道なふるまいに怒り自立を考え始めます。 漢はその年、国名を「趙」とあらためます。(前趙の成立) 石勒は長江を渡り北伐してきた東晋の祖逖と河南・淮水流域エリアで戦いをはじめます...