八王の乱

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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第一部「戦乱の世に降り立つ」③ 晋への反乱の末、漢へ加入

こんにちは。 前回、石勒がデビューする時代までの中国史の流れを、後漢末から晋で八王の乱が起こる頃まで簡単に書き、石勒のデビューやその後にも関わってくる八王の乱の動きについても書きました。 八王の乱の最後の4分の1、司馬亮を倒すための三王起義...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第一部「戦乱の世に降り立つ」② 石勒デビュー時の中華の状況:「八王の乱」概説

こんにちは。 石勒は、羯族の部族長の家に生まれましたが、青年時代に住んでいた并州(現在の山西省)が大飢饉に見舞われ、部族は分解して散り散りになってしまいます。 そのあと、石勒は晋の王族の一人司馬騰の奴隷狩りにあい、奴隷身分に落ちてしまいます...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第一部「戦乱の世に降り立つ」① 石勒の生い立ち

こんにちは。 今回から、石勒のシリーズをはじめます。 石勒は、苻堅、慕容垂などともに五胡十六国時代を代表する英雄の一人です。(ただし、極めてダークヒーローに近いと感じている) 私が五胡十六国時代に興味を持ち始めたとき、一番はじめにファンにな...
中国史

五胡十六国時代のきっかけとなった八王の乱について④ ~乱の終息とその影響~

西晋王朝を死に体にした八王の乱ですが、乱も終盤戦に入ってきます。 まず、八王の図です。 八王一覧 ①楚王・瑋(恵帝の弟) ②汝南王・亮(司馬懿の子ども、司馬師・司馬昭の弟) ③趙王・倫(司馬懿の子ども、司馬師・司馬昭の弟) ④成都王・穎【え...
中国史

五胡十六国時代のきっかけとなった八王の乱について① ~乱以前の歴史と西晋王朝の混乱~

五胡十六国時代は、その名のとおり、華北において5つの異民族が十六の国を乱立した(実際にはもっと多い国数)という時代でした。約100年前からはじまる三国時代よりも激しい戦国乱世だと言っても過言ではありません。しかしそのような時代に突入したのに...
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