五胡十六国時代

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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第二部「漢の将軍として戦う」⑩ 312年 石勒、自分探しの旅を終え北帰をはじめる

こんにちは。 311年に漢が晋の首都・洛陽を陥落させた前後あたりから、石勒は淮水南北あたりをウロウロと自分探しを続けていました。(その最中、心のなかでは嫌っていた同僚の王弥を暗殺しその勢力を併合したりもしています。) 漢の主力も洛陽を落とし...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」① 312年 石勒の黄河渡河と河北経略の開始

こんにちは。 312年に自分の進むべき道を見つけた石勒は、「右侯」張賓の示した戦略に沿って動き始めます。 寿春で対峙していた晋軍の追撃も、大きなダメージを受けることなく振り切り、黄河の北を目指して進軍をはじめます。 ここから第三部「石勒の河...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」② 312年 石勒、王浚との戦いをはじめる

こんにちは。 312年、南方のツアーを切り上げ、河北に戻って来た石勒は張賓の計に従い、鄴の攻略をひとまずスルーし、その北にある襄国に入りそこを本拠と定めます。 このあと河北の経略に進んでいく石勒ですが、当時の河北エリア(大きく黄河の北として...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」③ 312年~313年 石勒、王浚を削っていく

こんにちは。 312年石勒は襄国を本拠にし、河北経略に入っていきます。 石勒の河北での最大の敵は幽州に本拠を置く晋の王浚です。(この時点では軍閥化している) 12月に石勒と王浚の戦いは始まります。 王浚は自勢力の主攻、段部を襄国へ向けて進発...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」④ 313年 石勒、王浚をおだてる

こんにちは。 312年以降石勒は、幽州を本拠とする晋の王浚と河北の覇者の座をかけ争います。 王浚の尖兵・段部を撃破した石勒は、人質にした段末柸を懐柔し、段部全体も王浚につくことをやめます。 石勒はこのあとも河北、河南に勢力を伸ばし、逆に王浚...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」⑤ 314年 石勒、王浚襲撃の下準備を完了

こんにちは。 石勒は幽州を中心に勢力をはっていた王浚を打倒しようと思いますが、どのようなスタンスであたっていくか、なかなか方針が決まりませんでした。 そこで、張賓に相談したところ、驕り高ぶる王浚に対し下手に出て、信じ込ませたほうがよいという...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」⑥ 314年 石勒、王浚を倒す

こんにちは。 石勒は、王浚からの使者へ自分の勢力がたいして振るっていなさそうな様子をわざと見せ、みずからは王浚尊敬万々歳であることを猛アピールします。 これにより王浚からの使者をだまし、さらに王浚を油断させることに成功します。 また、王浚の...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」⑦ 314年~316年 西晋の滅亡

こんにちは。 314年、石勒は目の上のたんこぶ的に幽州で割拠していた王浚を「へりくだり戦略」で打倒し、薊を中心としたエリアを獲得します。 しかし、物事はそうはうまくはいかないらしく、薊の守将に任命した劉翰が鮮卑・段部の段匹磾に帰順してしまっ...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」⑧ 316年 石勒の并州攻撃

こんにちは。 洛陽を漢によって奪われたあとも各地にその勢力を残し、漢をはじめとした対抗勢力と戦っていた晋ですが、関中の長安で皇帝になっていた司馬鄴(愍帝)が、316年漢の劉曜によって捕らえられ長安が陥落し、晋(西晋)は滅亡ということになって...
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石勒 五胡十六国時代の黒き英雄王 第三部「石勒の河北争奪戦」⑨ 317年~318年 司馬睿の即位と漢の内乱

こんにちは。 河北で勢力を広げていた石勒は、316年に晋の残党勢力の一人・劉琨を攻撃します。 劉琨も今はなきマブダチ・拓跋猗盧の残党軍を使い迎撃しますが、石勒の前に敗退、劉琨が治めていた并州北部のエリアは石勒に降っていき、劉琨は段部の段匹磾...